地域の課題を
高校生がアイデア提案!
地域探究の授業

総合的な探究の時間

概要

「地域に貢献する人材」を育成するために、富士吉田市と富士北稜高校は5年前より地域包括連携事業を締結しており、毎年地域に関する授業を実施しています。

今年度は、高校2年生の総合的な探究の時間にて、地域の10分野に関わる事業者の方々より「高校生と一緒に考えたい 問い・課題」を提示していただき、それに対して高校生が課題を解決するためのアイデアを考え、提案しました。

主体

富士北稜高校 2年生

ステップ

※授業進行はすべて、担当生徒と先生が進行
① 地域の概要について知る・自分が取り組みたいテーマの決定
② 各テーマの講師より、これまでの活動や高校生と考えたい問いの提示
③ 現状を見る、本やWEBを活用して調べる、いろんな人に聞く
④ 新しいアイデアを考える(ターゲット設定)
⑤ 発表準備
⑥ 問に対するアイデアをプレゼンテーション
⑦ 講師と相談の上、実施アイデアの検討(夏休み以降の実施)

連携団体 (生徒と考えた問い) ※敬称略

・ふじよしだ観光振興サービス(地域の文化を活かしたうどんメニュー開発)
・富士吉田市役所 健康長寿課(若者が朝ごはん食べるようになるためには)
・ふじさんミュージアム(地域の歴史や特徴を調べ、次世代に伝えるためにまとめる)
・富士吉田市役所 子育て支援課(子育て支援センターの若者の活用方法)
・富士吉田市役所 社会福祉協議会(共同募金の新しい使い方と集め方)
・繊維産業活性化地域おこし協力隊 森口理緒(地場産品(織物)の身近な活用方法)
・富士吉田市立図書館(高校生が行きたくなる図書館を作るための取り組み)
・富士急バス株式会社(地域に必要とされるバス会社とは、新しい公共交通の使い方)
・富士吉田市役所 安全対策課(小学生向け火山カルタ作成)
・粟井英朗環境財団(ポイ捨てを減らすためには)

活動写真

富士吉田の概要やテーマごとの基本的な情報を調べる
各団体の方を講師として迎え、これまでの取り組みや高校生と考えたい問いを投げかけてもらう
個人・グループでアイデアを発想する
ワークシートをすすめながら授業を実施
授業は、担当の生徒が中心となって進行する
講師の方に向けて、考えたアイデアをプレゼンテーション
画用紙4枚を使って、紙芝居でタイトル・ターゲット・内容・目指す姿を発表
防災チームはカルタを作成し、みんなで遊んでみた